ワイナリー特徴
ティンテスフィールドファミリー エステイトは、マールボロ―のワイホパイ渓谷の南に2800ヘクタールの敷地を保有し、この土地の特徴を活かしたワイン造りをしています。
川沿いの土地はローム層の堆積土壌で、所々に硬砂岩が散らばっており、この石が日中陽の陽気を吸収してくれることで夜も土壌を温かく保ってくれます。
また、ある程度標高が高い位置にあることで、ぶどうは長い成熟期を確保できゆっくりと熟成されていきます。
こうした環境により、しっかり骨格のある凝縮された味わいのワインとなっています。
ワイホパイ渓谷
ぶどう畑があるワイホパイ渓谷はマールボローのぶどう畑の中でもだいぶ内陸にあり、他の畑に比べて標高が高いのが特徴です。
ワイン用ブドウ栽培にはここが限界と言われています。
海抜は170mあり、ぶどう栽培には寒すぎるとも言われていました。
この標高の高いことを利点と捉えたEdward (Zak) Ensorと彼の兄弟が1994年に初めてぶどうの苗を植えました。
標高の高さは、他のマールボローに比べて涼しい気候と強い日差しをもたらし、ぶどうは長期間かけてゆっくりと熟れていきます。
他のマールボローのぶどうに比べると通常3週間ほど長く時間をかけて熟します。